伝統構法・石場建てによる、木と土壁の化学物質を使わない健康的な住まいづくり

安積の家(築七十三年 民家改修工事)

安積の家。

築七十三年の民家です。

現在大改修工事施工中。

 

 

縁側の改修。

改修前

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改修後

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足固め改修前。

足固めと言いますか、

足場丸太の少し多きサイズの、大引きが入っており、

十数年の若い丸太。よく七十数年ももったなと思います。

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足固め改修後。

桧の7寸の足固めで、柱脚を固めました。

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柱は後入れするため、引き独鈷の仕口にしています。

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がっちり組めました。

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縁側の戸袋も復旧。

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工事は少し進み、

ジャッキアップしながら柱を入れています。

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柱を納めれば、車知で引き寄せ

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コミセンで固定します。

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さて柱入れと並行し、

通し貫を入れますが、

伝統構法なので、筋交いは入れません。

貫です。貫。

筋交いも、貫も同じ補強方法かもしれませんが、考え方が全く違います。

筋交いは、剛構造。固い。

貫は柔構造。柔らかく柔軟。

柱の箇所には、それぞれ仕口をしていて、

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鯖乃尾枘(さばのおほぞ)

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掛子彫(かけこほり)

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鯖乃尾枘ロング

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貫を入れています。

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角クサビ。

これにも少し秘密がありまして、

柱から出る部分を長くすることで、

大地震で傾きが生じた時、肘木の役目をして、傾きに抵抗します。

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クサビ仕舞をすれば、がっちり固まりました。

貫を入れることで、粘りのある建物になります。

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四方差しの一点に荷が載った柱も、

周りに柱を立てることにより、荷重を分散させました。

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足固めの工事を終えると、30mmの杉板を捨て張り。

捨て張りの上から、杉の赤身の板で仕上げます。

床厚は45mm。

さて、造作工事は進み。

寝室は、杉に囲まれています。

居間。勉強机と、PC机。

奥にはペレットストーブ。

自作照明器具。

座敷は、既存の中戸も納まり。

ヘリなし畳も収まりました。

洋服掛けも、木で作ります。

納戸の洋服掛けも木で。

すべての建具も収まり、

家具工事での

本棚。

杉で作るTV台。

作り物を終え、2017年4月末日改装工事無事完了です。

 

伝統構法以外の事でも、お家の事なら何でもお気軽にお問い合わせください。

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