伝統構法・石場建ての家の火のある暮らし

伝統構法とは?石場建てとは? 

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小川建築の家造りですが、七つの想いがあります。

一・伝統構法

二・石場建て

三・木組み

四・発酵土壁

五・自然乾燥材

六・いぶし瓦

七・自然塗料

 

まず一つ目は、「伝統構法による建て方」

伝統構法とは、柱だけの架構といえるほど、柱の曲げ抵抗に頼り、

開放的な間取りがとれると言う事です。

現在よく見られる、在来軸組工法は筋違い・火打ち梁・耐力壁の合板等が必須なのに対し、

 

在来軸組工法の木組み

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伝統構法の場合は、柱に対して、「足固め」「通し貫」「差し鴨居」等の水平部材で、

地震等の、外力に対しすべての部材が抵抗に参加する構造です。

 

伝統構法の木組み

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在来軸組工法は、筋違いや金物等で補強された「剛構造」に対し、

伝統構法は、地震の際には、揺れながらエネルギーを吸収する、

粘り強い構造で、「柔構造」です。

柔構造なので、想像を絶する地震が来て、家が傾いたとしても、

倒壊せず、木のみで組んでいますから、修復が出来ます。

 

二つ目は、基礎がない、「石場建て」の構造です。

石場建てとは、柱を石の上に載せる構法です。

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石場建ては、家が地面に固定されていない為、大地震の際には、

礎石から柱がずれる事で、難を逃れます。

例えば、人が足を固定され、誰かに押されるとします、押された人は、

足が固定されたまま、倒れるか、足が壊れます。

足元が、固定されていなければ、派手に倒れることも、

足が壊れることもありません。

 

また、床下に空気の流れがあるので、

湿度が少なく、シロアリなどの害虫の発生しにくい構造です。

 

 

 

三つ目は、「木組みの家」で構造に金物は一切使用しません。

現代の家は、気密が高く、外部と家の中の、温度差が大きい為

壁内結露が起こり、金物を錆びさせ、構造体を腐らせてしまいます。

木組みの家では、込栓が数百本

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鼻栓

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車知

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割り楔

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様々な木栓が使用されています。

高度な技術で、世界に誇れる日本の文化です!!

 

 

 

 

四つ目は、「発酵土壁」を使用しています。

現場の敷地内で、プールを作り、約半年~1年間発酵させます。

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発酵後(半年後)

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かなりの臭いです。

土壁を発酵させることで、藁が腐り、解かれて細い繊維になり、土に混ざります。

藁から溶け出たリグニンが接着剤となり、土を固くし、風雨に強く、

地震の最初の抵抗勢力になる、強い土壁になります。

 

また発酵させることで、家の中の空気を、腐敗環境から発酵環境に変え、

物が腐りにくく、ほこりが出にくく、空気を清浄に保つ環境に変るなど、

発酵させることで様々な効果があります。

 

土壁は、調湿効果に優れ、室内の温度を一定に保ち、

梅雨時期等には、体感が涼しく感じます。

あと、防火性能、防音性能などを持った

この上なく、素晴らしいエコな壁材です!!

 

オーバーハングし小舞竹に喰らい付きます!

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真壁にする事で、内外の空気を通します。

木も息をし、壁も息をしています。まさしく『呼吸する家です』!!

 

 

五つ目は、冬伐りの材木を使い「自然乾燥」をします。
現在乾燥中の杉材です。

屋外にて、日差しと雨に当て、アクを抜き、乾燥を早めます。

燃料等を使わない、乾燥方法「自然乾燥」やはり良いです。

100年以上持つ家ですから、じっくりと乾燥させる事も、

大事な工程の一つです。
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六つ目は、「いぶし瓦」

いぶし瓦は、1100℃以上の高温で、

焼成後に蒸し焼きにする、燻化と言う工程で、美しい色になります。

耐用年数は、100年以上で、耐久性・耐寒性・耐水性・断熱性・防音性・防火性

に優れています。

あと一番に良いことは、いぶし瓦は、使い終われば土に還ります。

産業廃棄物にならない、とってもエコで、美しい屋根材です!!

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七つ目は、「自然塗料」を使用しています。

使用している塗料は、

・弁柄 ・柿渋 ・桐油 ・ミツロウ ・荏油です。

 

まずは弁柄の塗料です。

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茶色の部分は、弁柄が塗布されています。

弁柄と柿渋と水を混ぜ合わせ、塗布します。

乾燥後、拭き取りをし、桐油を塗ります。

弁柄、柿渋を塗ることで、防腐・防虫・防水・抗菌作用が得られます。

また桐油を塗ることで、耐候性が上がり、色が永持持ちします。

 

また柿渋は、お部屋の中に使えば、木の呼吸を妨げず、寿命を延ばします。

消臭効果があり、化学物質を使ったお部屋なら、

ホルムアルデヒドを分解する作用があり、素晴らしい塗料です!!

 

 

床材には、蜜蝋と荏油を湯煎し、

自家製蜜蝋ワックスを作っています。

化学物質が、入っていないので安心・安全です。

 

 

以上、小川建築は、色々な想いを込めて施工させて頂きます。

施工の想いとしましては以上です。

 

次は地球環境等の想いを書いた、

未来へ繋ぐ・・・のページへどうぞ。

伝統構法以外の事でも、お家の事なら何でもお気軽にお問い合わせください。 TEL 0790-65-9158 mobile 090-4307-5152

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