「木」のある暮らし

家づくりに重要な一つ目は、「木」です。

木には。

①「木のぬくもり」。例えば、コンクリートと木を比べてみると、大きな違いがあります。コンクリートは失熱が大きく、人の体温を奪い、木は伝導率が低く失熱しにくいので、体温を奪われないのです。体温を奪われるのと、奪われないのは大きな違いがあり、体温が下がると免疫力も下がるので、病気になりやすいのです。体温が上がるほど、人の免疫力があがるので、病気になりにくい体を作ります。

加えて、杉には、揮発成分のセスキテルペンと言われる成分があり、免疫力を高める効果があります。

②「木のリラックス効果」。木には、フィトンチッドといわれる成分があり、その成分の効能が、血圧が下がったり、脈拍の乱れが少なくなるなど、人をリラックスさせる効果があります。現代のストレス社会にな、木はなくてはならない存在です。

③「木の殺菌力」。木には、細菌に対して強い殺菌力があると言われています。そこで、去年から実験を行っています。ビンには「新建材」「杉」「桧」と、それぞれにパンを入れています。

実験5日目にして、「新建材」のパンにはカビが生えました。

実験3カ月経ちましたが、「杉」と「桧」にはカビが生えません。

実験でもわかるように、木の殺菌力は、驚くものがあります。ビンの中の空気を住宅の空気と置き換えて考えてみれば、どちらの室内環境で生活すれば健康的なのかは考えなくてもわかりますよね。

④「木の調湿性」木は、ある程度まで乾燥すると、自らの水分を保とうとする働きがあります。空気が乾燥し湿度が低い時には、自らの水分を放出することで、60%前後の湿度に調整してくれます。最近の研究で、アレルギーの原因は、乾燥肌からアレルゲンが侵入して起こることが分かってきました。特に赤ちゃんが、その影響を受けやすく、幼少期のスキンケアが重要なのと、調湿性の住まいで乾燥肌を予防し有害物質のある室内環境を作り出さないことが重要です。

⑤「ダニやカビを寄せ付けない」結構知られていないのが、静電気はホコリを呼び寄せます。ダニやカビはホコリの中に生息しますが、ホコリがたまりやすい家とは、ダニやカビが多いと言うことです。ダニやカビを吸い込むと病気の原因になります。一方で、木は帯電しにくい素材なので、ホコリが発生しにくく健康に暮らせて、お掃除も楽にできます。

以上のように、住宅に木を使うだけで、驚くべきいろいろな効果があり、住まい手が「健康」に暮らせる一番の素材は、「木」です。やはり、家づくりには「木」は欠かせない存在ですね。

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